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華緒璃
曖昧に流す程大人ではなくて。
無邪気に付き纏う程子供ではない。 どこを見ても世界は悲しいくらい透き通っていて。 だからこそ愛しくてたまらない。 フォロー中のブログ
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報道の自由って言葉があるけれど、自由がある以上責任がある。
どの番組を見ても、いかにドラマチックに物事を仕上げるか、平たく言えば 面白みがでるか を重要視してる様に見えます。 Yahooのニュースでは、それまで全くなかったオーバーランの記事が4/27以降出ています。昨日づけで更新された記事はトップ扱いでした。記事が出ること自体は問題ないのかもしれませんが、人を攻撃する様な記事の書き方、ある種の騒ぎ方、は疑問に感じます。 JR職員が事故車両に乗り合わせていたけれど救助をせずに出勤した、という記事も大きく取り上げられている様ですね。テレビのコメンテーターは誰を見ても「そんなことはありえない。信じられない。」と口を揃えて言っていますが、本当にそうでしょうか?彼らは乗り合わせた列車での事故の後、出勤し、自分の勤務である列車の運転をしたそうですね。それを非難する声も高い様ですが、本当にそれは非難するべき点なのでしょうか?JR西日本は時間に厳しかったと、どの報道機関でも取り上げられています。そのJRに勤める彼らは、事故が起きたとは言え、自分の車両を時間通りに動かす義務があったはずです。彼らの車両には、事故に関係のない生活を送る誰かが乗り合わせるはずなのですから。彼らが、あの事故の後に通常勤務として車両を動かすことにプレッシャーを感じないはずがないじゃないですか?JR職員だったとは言え、彼らも事故の被害者であったことは間違えないはずです。 確かに彼らが救助活動に加わらなかったのは、非人道的だと言えるかもしれません。けれど、彼ら本人が罰せられた所で、次の教訓にはなり得ないし、何も変わらないと思います。もし、報道機関が本当にJRの体質を変えるべきだと思うのであれば、彼ら個人をクローズアップすることよりも、JRそのものの選択の甘さや、責任転嫁の真髄を取り上げ、取り除くことが重要なのではないでしょうか? 人を非難する言い方は余りしたくないのですが、近所でちょっとしたトラブルがあった際、ある報道関係の会社に勤めていらっしゃる方が、ビデオカメラを持ち出して、公的機関にレポーターまがいの怒鳴る様な質問の仕方をしていた様です(ちなみにその人はレポーターではありません)。その時はあくまでも個人レベルの話だったし、住民としてほとんど関係ない位置にいたはずのその人が、どうしてそんな事をしたのか、正直私には理解できません。 公平な報道をすることと、人の傷を抉るのは別物だと思います。仕事と私生活の境目が微々たるものだからこそ、物事に毅然とした態度で向き合うことが必要なのではないでしょうか? マスコミは人のプライバシーを扱う立場。その上で他の国民に情報を発信する機関なのだから、情報に対しての慎重さを持ってほしいです。 今回の事故は、ある意味誰でもやりかねない様なミスや驕りから生まれたものだと私は思います。JR西日本はもちろん、他の企業でも、個人レベルの話でも、そういった甘さってあるのではないでしょうか?その驕りや甘さから生まれる要因を潰して、一般市民としての一人一人が安心して住める社会を作って頂きたいです。 最後になりましたが、この事故で命を落とされた方々にご冥福をお祈りします。そして、ご遺族の皆様、身体的・精神的にダメージを受けられた全ての方々がいち早く回復できることを切に願います。
by escape_fromCLYDE
| 2005-05-04 04:36
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